生後2ヶ月のネントレは、体重を増やし、セルフねんねを練習していきます。
(元保育士)
まだできていない赤ちゃんや、今から始める赤ちゃんは、2ヶ月目も1ヶ月目と同じことをしましょう!
この記事では、生後10週でネントレ成功した私たちが、ネントレ2ヶ月目のスケジュール&セルフねんねの練習方法を紹介します。
- 朝と夜の区別をつける
- 夜の睡眠前のローテーションを作る
- 4時間間隔の授乳リズムをつける
- セルフねんねを練習する
生後2ヶ月目(5〜8週目)のネントレスケジュール【ミルク6回:120ml〜160ml】
スケジュール | |
---|---|
7時 | カーテンを開ける→起床→ミルク |
11時 | ミルク |
15時 | ミルク |
19時 | 沐浴→ミルク→暗くした部屋で入眠 |
23時 | ミルク |
3時 | ミルク |
スケジュール自体は生後4週とずっと同じ。一日6回で4時間間隔です。
4時間あいていればどんな時間でもOK。「6時・10時・14時・18時・22時・2時」のサイクルもおすすめです。
- 朝と夜の区別をつける
- 夜の睡眠前のローテーションを作る
- 4時間間隔の授乳リズムをつける
この3つができてきたら、セルフねんねの練習も並行して進めます。
(元保育士)
ミルクを4時間がまんできない場合は、無理せず少しずつ慣らしていきましょう!
セルフねんねの練習方法
セルフねんねとは、寝かしつけせずに赤ちゃんが一人で眠ること。
「ネントレ=セルフねんねができるようになること」と言っても過言ではありません!
セルフねんねの練習は夜以外にもできるので、赤ちゃんに無理のない範囲で少しずつ進めていきます。
ステップ1.泣いているのを見守る
セルフねんねの練習は、赤ちゃんを寝かしつけるときに行います。
(元保育士)
赤ちゃんが泣いてしまうので、昼間(11時か15時のミルク後)にするのがベターです。
- 「寝るよ〜」とささやきかけ、赤ちゃんをベッドに置く
- 泣いても20秒見守る
- 寝なかったら抱き上げてあやす(5分〜10分:落ち着くまで)
- 1に戻る
これを赤ちゃんが眠るまで繰り返します。初日は1回でOK。だんだんとサイクルを増やしていき、最大5サイクルやっても眠らなかったら、その日は諦めて、いつも通りの寝かしつけをしましょう。
これが基本的なセルフねんねの練習方法です。
大事なのは、赤ちゃんを落ち着かせること。おしゃぶりを使うのもおすすめです。赤ちゃんが興奮した状態だと必ず泣くので、落ち着いた頃合いを見てベッドに置いてあげてください。
セルフねんねができるようになるまでは、かなりの期間が必要です。2ヶ月目の赤ちゃんには無理をさせず、体重が5kgを超えるまでは、1日1回だけでも良いでしょう。
ステップ2:見守る時間を伸ばしていく
セルフねんねの練習が始まったら、サイクルの数を少しずつ増やしたり、見守る時間を少しずつ伸ばしていきます。
伸ばすペースは本当に少しずつ(10秒ずつ程度)、ゆっくりと進めましょう!
7〜8週になり、見守る時間が1分を超えたあたりで、セルフねんねの練習中に寝てくれることが出てくると思います。セルフねんねの練習期間が長くなっても、見守る時間は最大1分30秒にしましょう。
(元保育士)
セルフねんねの練習で、赤ちゃんの泣き声を聞くと心が苦しくなってくる人も多く、夫と私もそうでした。根気強さと忍耐が必要なので、パートナーの理解やサポートも大切かもしれません。
泣き声を見極めて、赤ちゃんのリズムを探ろう
2ヶ月にもなると、赤ちゃんが本気で泣いている泣き声と、本気ではない泣き声の判断がつくようになってくると思います。
本気で泣いている場合は、無理にセルフねんねの練習を進めず、その日は諦めることも大事です。
逆に、本気ではない場合は、赤ちゃんが自力で寝ようとしているサイン。1分30秒を超えて見守ってみても良いでしょう。
赤ちゃんが寝ようとしているときは、「おぎゃー!(大)おぎゃー(中)おぎゃー(小)」と泣き声が小さくなってきます。最後には「うんにゃあ」と、文句のような声を出して眠っていきます。
ステップ3.夜の睡眠時にセルフねんねを応用する
昼間のセルフねんねに慣れてきたら、夜の睡眠時にもセルフねんねを応用していきます。
就寝前のルーティン(沐浴→ミルク→入眠)で19時に寝かしつけた赤ちゃんが、21時に泣いて起きたとしましょう。このとき、すぐに起こさずに、昼と同じだけの時間を1度だけ見守ります。サイクルは回しません。
昼と同じように、泣き声を見極めて、本気で泣いていたら抱っこしてあげます。本気で泣いていなければ様子見でOK。2ヶ月〜3ヶ月になると、再入眠できることが増えると思います。
(元保育士)
泣いても再入眠できる場合は、「寝言泣き」と言います。寝言泣きのときに赤ちゃんを抱っこしてしまったり、声をかけてしまうと、覚醒して余計に泣いてしまいます。
夜はパパやママも疲れているので、無理せずできる範囲でやってみてください。
体重の増加とともに、できることが増えていく
2ヶ月目になると、体重が4kg〜5kgほどになります。
体重が増えるとミルクの量が増えるので、腹持ちが良くなり、お腹がすいて泣くことが減ってくるんですね。すると、自然と眠る時間も長くなってくるので、だんだん赤ちゃんもリズムを掴めてきます。
ネントレの最終目標は、8時間ぐっすり寝てくれること。8時間まとまって寝てくれるようになるには、体重の増加=ミルク量の増加が不可欠です。
早くトレーニングを進めても、8時間睡眠にはまだまだ体が追いついていない時期なので、ミルク160mlを飲める3ヶ月目までは練習の練習程度に取り組みましょう。
(元保育士)
体重が5kg未満の赤ちゃんであれば、セルフねんねの練習は無理にさせず、体重が増加するのを待ちましょう!
体重が5kgを超えた3ヶ月目からは、セルフねんねを本格的に練習し、12週で午前3時のミルクを抜くことを目標に進めていきます。
▽ネントレ3ヶ月目のスケジュール&成功のコツはこちら