ミルクをあげる頻度や消毒方法によって、必要な哺乳瓶の本数も変わってきます。例えば、手洗いでその都度洗えば、1本を使い回すこともできるでしょう。
うちの場合は、ネントレ(ねんねトレーニング)のために赤ちゃんのリズムを早くつけたかったので、最初は混合、1ヶ月から完ミにしていました。
ここでは、一ヶ月目から完全ミルクで育てている私たちが、実際に必要だった哺乳瓶の本数を紹介します。
哺乳瓶の消毒方法は食洗機と除菌乾燥機を使っています。同じ予定の方の参考になれば嬉しいです!
【食洗機】完全ミルクで必要な哺乳瓶の本数は4〜5本!
食洗機で洗う場合、必要な哺乳瓶の本数は4〜5本です。4本でちょうど、5本あれば余裕がある感じで回せます。
よく出かけるなら5本でも良いですね!
哺乳瓶のサイズは80ml・160ml・240ml・300mlの4種類があり、月齢によって使うサイズが変わります。
- 0〜1ヶ月:80ml
- 1〜2ヶ月:160ml
- 3ヶ月以降:240ml・300ml
月齢ごとのミルクの量は下記の通りです。
月齢 | 標準体重 | できあがり量 | 1日の回数 |
---|---|---|---|
〜1/2ヶ月 | 3.1kg | 80ml | 7〜8回 |
1/2〜1 | 3.6 | 120 | 6〜7 |
1〜2 | 4.6 | 160 | 6 |
2〜3 | 5.6 | 200 | 5 |
3〜4 | 6.4 | 200 | 5 |
4〜5 | 7.0 | 200〜220 | 5 |
5〜6 | 7.4 | 200〜220 | 4+(1) |
6〜9 | 7.6〜8.3 | 200〜220 | 3+(2) |
9〜12 | 8.3〜8.9 | 200〜220 | 2+(3) |
哺乳瓶のサイズと月齢ごとのミルク量を考えると、最も節約になるのは、240mlを最初に4本買うこと。
80mlサイズは生後約2週間で、160mlサイズは1〜2ヶ月で使えなくなってしまいます。
240mlのサイズであれば新生児期から1歳になるまで使うことができます。飲み辛そうになってきたら、ニップルのサイズだけを買い替えていきます(後述します)。
大きい哺乳瓶は新生児期には重たいので、軽いものを選ぶのがベター。プラスチック製の哺乳瓶がおすすめです。
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私たちは80mlと160mlも2本ずつ買いましたが、初めから240mlだけでよかったなと思っています!あえて言うなら、うちの子は小さめ(2600g)で生まれてきたので、乳首が特別に小さい(Sサイズ以下)の80mlのサイズはあってよかったのかもしれません。
完全ミルクは飲む量が多く、160mlの時期は一瞬だったので不要でした!
完全ミルクなら160mlサイズの哺乳瓶はいらない。
哺乳瓶にかかる費用
哺乳瓶は育児グッズの中でも意外と高価です。
哺乳瓶4本で回してニップルを買い足す場合と、成長サイズに合わせた哺乳瓶を買った場合、1万3000円ほど差が出ます。
ニップルとは?
ニップルとは哺乳瓶の先に付ける乳首のことです。
ピジョンの哺乳瓶だと、80mlにはSSサイズが、160mlにはSサイズが、240サイズにはMサイズのニップルがもともと付いています。
ニップルは赤ちゃんの吸う力に合わせたサイズがあり、ミルクを10分〜15分で飲める量が適正サイズです。大きすぎると早く飲めてしまい(10分以内)、小さすぎると時間がかかり過ぎてしまいます(20分以上)。
なので、240mlの哺乳瓶を購入しても、ニップルだけはサイズに応じて買い足さないといけません。それを踏まえた哺乳瓶+ニップルの金額表が下記のものです。
哺乳瓶 | 金額 | 哺乳瓶・ニップル | 金額 |
---|---|---|---|
80ml×4本 | 2530円×4=10160円 | 240ml×4本 | 2750円×4=11000円 |
160ml×4本 | 2640円×4=10560円 | SSニップル×4個 | 902円×4=3608円 |
240ml×4本 | 2750円×4=11000円 | Sニップル×4個 | 825円×4=3700円 |
Lニップル×4個 | 825円×4=3700円 | Lニップル×4個 | 825円×4=3700円 |
LLニップル×4個 | 825円×4=3700円 | LLニップル×4個 | 825円×4=3700円 |
合計: 39120円 | 合計: 25708円 |
この差は大きいですよね!そもそも哺乳瓶にこれだけお金がかかることにびっくりします。笑
次は、240mlの哺乳瓶だけを買うメリットとデメリットをまとめました。デメリットも踏まえたうえで、哺乳瓶のサイズ選びの参考にしてみてください。
240mlの哺乳瓶だけを買うメリット
- 経済的
- 省スペース
- 粉を溶きやすい
先に見てきたように、240mlの哺乳瓶だけを買う場合は経済的です。
次の子に置いておくとしても、本数が少ない方が省スペースですね!
また、大きければ粉を溶きやすいのも隠れたメリット。80mlのミルクをあげる場合、80mlの哺乳瓶だとお湯があふれやすいので混ぜにくく、結局160mlのサイズであげることが多いです。
これは生後1〜2ヶ月の160mlになったときも同じ。一番大きい240mlのサイズであれば混ぜやすく、さらに1歳時点でも必要なミルク量は200〜220mlにしかならないので、最後まで余裕を持って使うことができます。
これが、「このサイズはあまり使わなかったな・・・」となる原因でもあり、240mlサイズだけで十分じゃん!と考える理由でもあります。
240mlの哺乳瓶だけを買うデメリット
- 重たい
- 少ない量を飲ませると違和感がある
- 洗うのが大変
デメリットももちろんあります。
サイズが大きいと、どうしても重たくなってしまうもの。新生児用にはガラスではなく、プラスチック製を使うことがおすすめです。
それから新生児に240mlの大きい哺乳瓶を使ったりすると、どこか違和感があります。
大は小をかねると言いますが、最初は20mlほどから始まるので、本当にこれだけで大丈夫?と思ってしまうほどです(笑)
20mlの写真
哺乳瓶を洗うときも、80mlしか入れていないのに大きいものを洗わないといけないので、なんだか大変な気分になってしまうことも。気持ちの問題なので気にしなければ大丈夫ですが、気になる人は気になると思います。
- 重たい
- 少ない量を飲ませると違和感がある
- 洗うのが大変
この3点のデメリットが気にならなければ、240mlの哺乳瓶で良いと思います。
一緒にSSサイズのニップルを買っておくと、産後家に帰ってから問題なくミルク生活を始めることができます。
小さいのが無くて心配な場合は100ml哺乳瓶がおすすめ
小さいのが無くて大丈夫かな?と心配な場合は、100mlの哺乳瓶を購入するのがおすすめです。
我が家はピジョンから出ている、2本入り1300円の哺乳瓶を最初に使用していました。
ニップルとふたが付いていて、1本650円はかなり破格。大きい哺乳瓶だけで本当に良いかな?と考えている方は、念のために買っておくのも良いでしょう。
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いずれにせよ160mlサイズはとばして、240mlサイズを使うのが節約的です!
節約できたお金で、ちょっと良いベビー服やおもちゃが買える!